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鈴木合金株式会社と本学科 北川准教授らによる抵抗体用複合材料の研究開発が「第42回日本金属学会技術開発賞」を受賞しました。(2019年9月)
鈴木合金株式会社(大阪市大正区)と本学 和久芳春 名誉教授および本学科 北川裕之 准教授の研究グループは、2019年9月11日に岡山大学で開催された日本金属学会2019年秋期講演大会の各賞授与式において、第42回技術開発賞を受賞しました。本賞は、創意あふれる開発研究を推奨する目的で、金属工学ならびにこれに関連する新技術・新製品などの独創的な技術開発に携わった技術者に対して贈られるものです。
受賞対象となった「電気抵抗率を制御できる新しい抵抗体用複合材料」は、絶縁性の母材に扁平化された金属粒子を分散させた複合材料からなる抵抗体であり、ボールミルによる製粉技術と、これに続く焼結工程によって得られます。この複合材料は、電気抵抗率が制御できること、破壊靱性値や曲げ強度などの機械特性に優れるなど、従来の材料では達成できないユニークな特性を有しており、これにより抵抗器の小型・軽量化、レアメタル使用量の削減、低インダクタンス化など、抵抗器応用に好ましい様々な効果が得られます。基礎研究とともに、試作抵抗器を用いた実用試験も行われており、今後、電力用や鉄道用抵抗器への応用が期待されています。なお本受賞に関連する成果は、英国総合科学誌「Scientific Report」の2017年11月7日号に掲載されています。