講義紹介
専門の講義
量子力学I(2年次後期)・量子力学II(3年次前期)
担当:武藤 哲也
ボールのようなマクロな物体の運動は、高校物理で習う力学(ニュートン力学)で完全に理解することができます。ところが、電子のようなミクロな物体の運動は、ニュートン力学には従わず、我々の素朴な直感とは全く異なる振る舞いを示すことがあります。こうしたミクロな物体の振る舞いを取り扱うのが量子力学です。この理解を基礎として、新しい機能を持つ物質の創生が可能となります。
統計力学(3年次前期)
担当:田中 宏志
電気を通したり通さなかったりといった物の性質は、アボガドロ数個の電子がどのように動くかで決まります。ところが、これだけたくさんの粒子の運動を全て正確に計算する事はできません。しかし、統計力学を用いると運動の”平均的な”速さや向きはかなり正確に計算する事ができます。これにより、物の性質をミクロな粒子レベルから理解することができ、また新しい機能を持つ素子を創成することが可能になります。
固体物理学I(3年次後期)
担当:三好 清貴
固体物理学とは原子の集合体である固体の性質を、電子や原子の世界の基本法則である量子力学から理解しようとする学問です。さらに、回折や共鳴などの外場との相互作用までも対象にしています。このように固体物理学は非常に広範囲にわたっています。本授業では主として結晶学的・熱的性質に関する内容を取り扱います。
実験
物理学実験I(2年次前・後期)、物理学実験II(3年次前・後期)
物理学および物質・材料学について実験を通じて理解し、実験研究を行うための基礎的方法(測定技術・解析方法)を習得します。また実験結果の口頭発表を通してプレゼンテーション技術を習得します。
卒業研究
卒業研究(4年次前・後期)
担当:物理工学科 全教員(2025年度までは協力組織を含む)
研究室に配属され、個別の研究テーマについて指導教員の指導や助言を受けながら研究を行います。