長門湯本温泉(山口県 長門市)
温泉街① 温泉街② 温泉街③
恩湯① 恩湯② 竹林の階段

概要

山口県北西部・長門市の山間に湧く温泉。1427年,曹洞宗・大寧寺の定庵禅師が長門国一宮・住吉大明神のお告げにより発見した「神授の湯」と伝えられる。今日も,立ち寄り湯「恩湯」の湯源は大寧寺の所領であり,山口県で最も古い歴史を持つ寺湯として知られる。温泉街の中央を流れる清流・音信川には,叶わぬ恋に落ちた茶屋で働く湯女が川下にいる相手に恋文を流したという「音信川恋伝説」が残り,「恋人の聖地」にも選ばれている。温泉街は「恩湯」を中心に音信川を挟んで大小の旅館が並ぶ。長門市が2017年に「長門湯本温泉観光まちづくり計画」を策定し,温泉街は2020年にリニューアルオープンした。駐車場から温泉街の中心部・音信川までをつなぐ「竹林の階段」は「恩湯」と並ぶ長門湯本温泉のシンボル。

泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
pH:9.9
泉温:38.8℃

入浴した施設

  • 神授の湯 恩湯

感想

川沿いにある風情ある温泉街です。恩湯は,ぬるめのお湯と深めの浴槽が特徴的です。気持ちいいです。2021年度卒業生・園田君と偶然遭遇するという奇跡もありました。

訪問 2022年12月

大寧寺

長門湯本温泉と深い関わりを持つ,曹洞宗屈指の名刹。正式名は瑞雲萬歳山 大寧護国禅寺。創建は1410年と伝わり,かつては「西の高野」と称されるほどの隆盛を誇った。1551年大内義隆が重臣の陶隆房に討たれた「大寧寺の変」の舞台であり,山口に栄華を極めた大内氏の終焉の地としても知られる。大寧寺川に架かる盤石橋は,大小の石を巧みに組み合わせて形作られたもので橋梁建築史上の価値が高いとされ,山口県三奇橋のひとつに数えられる。また,境内の西側には日本三大稲荷「豊川稲荷」が勧請祭祀されている。

大寧寺本堂① 大寧寺本堂② 大寧寺入口
大内義隆公 終焉の地 盤石橋 長門豊川稲荷

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