富山県東部・黒部市の山間部,黒部峡谷の玄関口に位置する温泉街。かつては「桃原」と呼ばれた桃の樹林が広がる無人の台地であったが,黒部川水系の電源開発とともに温泉地としての開発が計画された。宇奈月温泉の源泉は黒部川上流約7kmの黒部峡谷・黒薙であり,1645年に発見されたとされる。1923年,黒部峡谷の急斜面を縫って木管を敷設するという難工事が成功し,宇奈月温泉は開湯した。「宇奈月」の名称は「この地を宇治や奈良と並ぶ名月の地にしたい」という電源開発の功労者の想いに由来するとされる。北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅から富山地方鉄道線を利用したアクセスも良く「富山の奥座敷」とも称される北陸地方を代表する温泉街。また,黒部峡谷鉄道・トロッコ電車の始発駅であり,黒部観光の拠点である。日本一の透明度とも言われる無色透明の弱アルカリ性の湯は「美肌の湯」と呼ばれる。
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) pH:8.15 泉温:98.3℃
自然に囲まれた雄大な景色の温泉街です。時間がなかったので断念しましたが,いつかトロッコ列車に乗りにこないといけません。宇奈月神社も参拝しました。御朱印にも月が描かれています。グルメもいろいろおいしいです。
宇奈月温泉から欅平までの20.1kmを黒部川に沿って走る観光鉄道。もともとは,黒部川水系の電源開発のために大正時代に作られたもので,電源開発に関する作業員および工事用資材の輸送専用の鉄道として利用されていた。1953年に「黒部鉄道」として旅客輸送へと移行した。日本有数のV字峡・黒部峡谷観光の象徴的存在。
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