青森市の東端,陸奥湾沿いの夏泊半島の付け根に湧く温泉。国道4号線沿い,浅虫温泉駅を中心に旅館,土産物店が並ぶ温泉街が発展している。開湯は古く,876年に慈覚大師の円仁が発見したと伝えられ, 発見後しばらくは麻を蒸す為に利用されていた。1190年に円光大師・法然が奥州殉教の折,傷ついた羚羊が湯浴みして癒されていくのを見て地元住民に入浴するよう勧めたのが温泉の始まりとされる。 当初は麻を蒸すために使われていたため「麻蒸温泉」と呼ばれていたが,「蒸」の文字が火事の災難を連想することから「虫」の字を充てて「浅虫」となったと言われている。江戸時代には弘前藩主の津軽家も利用した。 青森市内からの利便さから海に面した歓楽街として賑わい「東北の熱海」「青森の奥座敷」と称される青森の名湯。陸奥湾の美しい夕景も有名。
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 pH:8.21 泉温:56.5℃
最果て感あふれる情緒ある温泉街です。着いたのが夜,出発が朝だったので夕景が楽しめなかったのが残念。水族館も行きたかったけど,こちらも残念でした。 温泉たまご作りは絶対やるべきです。美味しくできます。 名物「久慈良餅」は驚くほど美味しいし,青森市内の食べ物も何でも美味しかったです。「ねぶた」の文化も素晴らしいです。青森観光は一日や二日じゃちょっと無理ですね。
訪問 2022年10月
青森市は青森湾に臨む青森県の中心都市。本州と北海道を繋ぐ交通と物流の要衝として栄えた。大間マグロ,ホタテ,津軽そば,にんにくなど,注目グルメが盛りだくさん。
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