奥津温泉(岡山県 鏡野町)

やまんど(山人)の宿 ことぶき荘

花美人の里

奥津渓

概要

岡山県北部,吉井川上流に形成された静かな温泉地。温泉街から奥津川沿いの約2キロにわたり,国指定の名勝,奥津渓がある。八雲朝廷時代に少彦名命により発見されたものとされる。江戸時代に津山城主・森忠政公が自分専用の湯船を作り,一般の入浴を禁止したことに由来し「鍵湯」という名が今も残っている。直木賞作家・藤原審爾の小説「秋津温泉」の舞台としても有名。古くからこの地に伝わる独特の風習「足踏み洗濯」は奥津温泉の名物であり,日祝日の朝に実演されている。毎分約1000リットルと豊富な湯量を誇り,湯郷,湯原とともに美作三湯と呼ばれる。

泉質:弱アルカリ性単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
pH:7.3
泉温:44.4℃

入浴した施設

  • やまんどの宿 ことぶき荘
  • 花美人の里

感想

奥津渓のすばらしい景色と,鄙び度に優れる温泉街です。お湯も名湯と謳われるだけあって,肌はすべすべになります。「ことぶき荘」の料理がとてもおいしかった(特に鮎)。近隣におもしろそうな温泉がたくさんあります。

訪問 2008年8月


鮎料理に作州豚しゃぶしゃぶの夕食
(ことぶき荘)

食堂かめっち

中国自動車道・院庄ICから車で15分ほど,美咲町にある「たまごかけごはん」の専門店。奥津温泉とは院庄ICから逆方向でしたが,迷わず直行しました。メニューはオムレツやだし巻きなどたまごを使った一品料理が少しありますが,基本的には「たまごかけごはん」のみです。卵の黄身と幸福を掛け合わせて「黄福定食」と呼ばれています。300円でごはんと卵はお代わり自由です。単純な食べ物ですが,こだわればここまで美味しくなるんだ。びっくりしました。卵にかける醤油が「ねぎ」「のり」「しそ」と選ぶことができます。個人的には「のり」がおすすめです。

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