研究費

科研費データベース



1.近年の科研費(代表者)


LHCとILCにおける新しい物理の解明
研究種目:基盤研究(C)
研究課題番号:24540272
研究期間:2012年4月1日〜2017年3月31日

ニュートリノで探る標準模型を超える新しい物理
研究種目:新学術領域研究(研究領域提案型)
研究課題番号:15H01037
研究期間:2015年4月1日〜2016年3月31日


ニュートリノが切り開くプランクスケールに存在する新しい物理
研究種目:新学術領域研究(研究領域提案型)
研究課題番号:16H00871
研究期間:2016年4月1日〜2017年3月31日




2.外部資金

寿原記念財団

ヒッグス粒子の理論的解明

ヒッグス粒子は、究極の物理法則を理解するためにも、我々の宇宙がどの様にして作られたのかを知るうえでも、非常に重要な役割を果たす。そのため、ヒッグ ス粒子は、世界中の大学や研究所で、理論的、実験的、共に盛んに研究されている。実験的には、2012年7月4日にLHC実験で新粒子の発見が発表され、 それがヒッグス粒子である可能性が高いと、日本でもトップニュースとして報道された。しかしながら、この新粒子が本当にヒッグス粒子だとしても、未だ、 ヒッグス粒子が本当に素粒子なのか? そして、ヒッグス粒子が引き起こす相転移のメカニズムは何か? 等、ミステリーのままである。ヒックス粒子は、超伝 導のクーパー対の役割をして、相転移を引き起こし、それが万物の質量の起源になるが、その詳しいメカニズムは全くわかっていない。そもそも、クーパー対が 電子2つから構成されているように、ヒッグス粒子も複合粒子である可能性も十分にあり、ヒッグス粒子の起源自体が謎である。そして、今回、LHC実験で発 見された新粒子がヒッグス粒子だとすると、その質量は125GeV程度であるが、この重さの質量は、量子効果を考慮した理論的見地から考察すると、標準理 論の枠組みでは説明が難しく、標準理論を超える新しい物理の存在を示唆している。
 申請者は、上記のヒッグス粒子に関する疑問を理論的に研究して、素粒子の標準理論を超える新しい物理を発見することを本研究の目標としている。そのアプローチは、非常に独創的で、かつ、有効で、高エネルギー物理学の分野でも、多くの注目を集めている。